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<創価大>榎田監督の名言と経歴|選手育成の秘訣【箱根駅伝2021】

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走往路で(2日、東京・大手町-箱根・芦ノ湖、5区間=107・5キロ)創価大が5時間28分8秒4回目の出場で初優勝を果たしました。

前回大会は総合9位で初のシード権を獲得した新興校が、大番狂わせを起こし、誰しもが想像出来ていなかった結果となりました。

そこで、気になるのが、ここまで急成長した選手を育成した監督ですよね。

創価大学の監督、榎木和貴氏についてまとめてみました。

創価大の榎田監督について知りたい!!

(画像:創価大学HPより引用)

榎木監督のプロフィール

[名前]
榎田 和貴(えのき かずたか)

[生年月日]
1974年6月7日 

[身長]
176㎝

[体重]
57㎏(現役当時)

[好きな名言]
「走姿顕心」
「今日できることは明日まで延ばすな」
「臥薪嘗胆」
「駅伝は走力だけではない、人間力!」

[性格]
几帳面

[趣味]
料理(自分で食べる程度の料理)

[最近読んだ本]
「自分流」(帝京大:中野監督)、「君たちはどう生きるか」

[榎木和貴BLOG『走姿顕心』]
https://mlt.jpn.com/category/keblog/
※駅伝部の練習や活動の様子等が掲載されています。

榎木和貴監督の経歴

1974年 宮崎県生まれ。

剣道での足腰鍛錬のため、日々のジョギングから陸上に目覚め、
中学時代から長距離のエースとして全国大会で活躍する。

1990年 宮崎県立小林高等学校入学

1年次より3年続けて全国高校駅伝大会に出場。うち、2年次と3年次に全国3位を経験。2年次には4区区間賞を獲得。
3年次に全国高校総合体育大会5,000mで6位。
当時の新監督であった冨永博文氏の母校中央大学へ進学する。

1993年 中央大学法学部入学

駅伝を最も得意とし箱根駅伝では4年連続区間賞獲得など中央大学の主力選手として活躍。このうち1995年第71回箱根駅伝では8区を走り復路優勝の成績を残した。
1996年3年時の第72回箱根駅伝4区では4人抜きで2位まで順位を上げ、中央大学32年ぶり14回目の総合優勝に貢献した。

1997年 旭化成工業株式会社入社(旭化成陸上競技部入社)

2000年 第49回別府大分毎日マラソンで優勝
      (2時間10分44秒の自己新記録)

この後、大学時から抱えていた坐骨神経痛が再発した為、監督としての道を選択する。

2004年 宮崎沖電気株式会社入社(OKI陸上競技部コーチ就任)

2007年 トヨタ紡織株式会社入社(トヨタ紡織陸上競技部コーチ就任)

2011年 トヨタ紡織陸上競技部監督就任

2019年 創価大学陸上競技部駅伝部監督就任

自己記録

  • 5000m – 13分43秒71(1997年)
  • 10000m – 28分39秒07
  • ハーフマラソン – 1時間02分43秒
  • マラソン – 2時間10分44秒(2000年)

陸上を始めたきっかけと現在の土台となった道筋

高校時代の様子
画像:高校生時代に箱根を走る様子 (創価大学HPより引用)

小学生の時、私は剣道をやっていたそうですが、体力づくりで足腰を鍛えるために、兄や父親と一緒にランニングをするようになったのが陸上を始めたきっかけだそうです。

父親の仕事の関係で、宮崎県日南市に移り住んで、おいしい魚を食べ、体を作るという点では小さい時から好き嫌いなく、食に関しては親の指導もあったので、自然と身に付いていったようです。

陸上競技のノウハウを教えてくださったのは、吾田中学校(日南市)の陸上部顧問の田爪俊八先生でした。

中学3年生になる時、父親の仕事の関係で転校したそうなのですが、その時に出会った、高崎中学校(都城市)の石川準士先生が順天堂大学で箱根駅伝を経験されている方でした。

そういう先生方の「将来、箱根駅伝とか日本の代表となるようなマラソンランナーに」という、常に将来のビジョンを描きながら熱心に指導してくださったという点では、かなり良い影響を受けたようです。

中学、高校と、高いレベルの選手たちが集まってくるようなチームで競技活動をできたという点ではすごく恵まれていた環境だったといいます。

小林高校の外山方國(まさくに)先生(故人、元小林高校駅伝部監督)という方は、小林高校の歴史を作ってこられた先生でした。

外山先生から教えていただいた、好きな言葉に「走姿顕心」という言葉があるそうです。

走る人の姿にはその人のさまざまな心、魂が現れる、という先生の信念を表しています。

誠実に競技と向き合うことで、その人の走りが美しく見えるという奥深い言葉です。

常日ごろ、競技だけでなく、私生活や生き方にも心を配り、全てを競技に生かせるようにとの教えも受けたそうです。

榎田監督の好きな名言「走姿顕心」は、外山先生から受け継いだものだったんですね。

外山先生は競技の師匠であり、心と人間的な育成をしていただいた恩師でもあるようですね。

今の榎田監督があるのは、外山先生と出会ったからといっても過言ではないかもしれません。

学生時代に箱根路を走る様子
画像:大学時代箱根を走る様子(創価大学HPより引用)

 

今の創価大学の指導スタイル、競技観を養ったというのは、やはり中央大学時代の箱根駅伝ということでした。

創価大学の監督就任後からを知りたい!!

榎木和貴監督の挨拶

監督に就任した心境について

2019年に創価大学の監督に就任されました。

就任にあたり、当時はこう語っておられました。

「『来年こそは箱根駅伝で戦いたい』との選手の皆さんの強い気持ちを感じています。チームが強くなるためには、選手一人ひとりが自分で考え、目標にむかって行動を起こしていく姿勢が大事です。今後、新しいトレーニング等も行う予定ですが、そういった変化に対しても前向きな気持ちでチャレンジすることが成長に繋がります。駅伝部の主役は選手一人ひとりです。皆さんの力を最大限に引き出し、伸ばせるよう、瀬上総監督、久保田ヘッドコーチ、マネージャー、大学関係者と心を一つに、来年の箱根駅伝で戦える力をつけていきたいと思います」

選手の育成にあたっての秘訣は??

2018年10月の箱根駅伝予選会以降、半数近いメンバーが怪我や故障をして走れない状態だったそうです。

そこから、徐々に復帰させていくところから始まって、ようやく新入生もほぼ皆合流。

少しきつい練習もやっていて、走れない故障者が少なくなってきて、チーム内にも活気も出てきた所で選手の練習の質や量というのをアンケートでリサーチした結果、

箱根駅伝の1区間約20㌔をしっかり走れる力がつくよう、練習を見直すという課題が浮き彫りになったので、まずは、じっくり土台を作るところからスタートすることにしたそうです。

トレーニング法は?

創価大学の環境は丘陵にあり、林道もあるので、起伏を使ったトレーニングを大事にしていくことで土台が築けます。

グラウンドの外周の芝生を利用したクロスカントリーのトレーニングなども多めに取り入れるようにしています。

朝練習も、まずグループでやることを大事にしようと考え、今25~26名で二つ三つに分けたりしながらやってます。

箱根駅伝はもちろん、ハーフマラソンの約21㌔を見据え、後半もしっかり勝負できるような脚筋力をつけるためには、土台を作らないといけないと話をし、選手も理解し始め、練習でも積極的にそこを求めるようになってきました。

脚づくりという点では、私は学生時代、1カ月間の走行距離とか脚づくりに必要な練習量などを自分で考えて取り組んでいました。

コースの特性とか山登りが得意な選手は、そういう対策を年間通してやっていってました。自分たちで、目標とか課題に対してどういう取り組みをするかを常に考えて行動していました。

結果が出ないチームの原因として、選手側の思いと指導者側、スタッフの思いがうまくコミュニケーションが取れていなかったり、スタッフ間でも話の摺り合わせができてないとか、チーム内でまとまりができてないことが考えられます。

まずは、スタッフやマネージャーを含めて一枚岩になってやっていかないと、チームづくりというのは変わっていかないと感じます。

それが選手に伝わるように、スタッフ間の共有事項というのを持ちながら選手に指導をしていくことを第一に考えて「心一つに」と強調して育成しています。

創価大学駅伝部のこれまでの成績

1972年に創部。

2年連続4回目
前回順位 9位
過去最高順位 9位
至近10年総合成績(左が20年)
⑨--⑫-⑳----
チームとして箱根駅伝に初出場した2015年の第91回大会では20位。
2度目の出場となった2017年の第93回大会は12位。
2000年に9位となる。

三大駅伝優勝回数
箱 根0回
出 雲0回
全日本0回

チーム最高記録
往路 5時間27分34秒(20年)
復路 5時間30分43秒(20年)
総合 10時間58分17秒(20年)


画像:月陸より引用

箱根駅伝2021の成績(前半部)

1区(21・3キロ)を任された福田悠一(4年)が首位から18秒差の3位と快走。

エースが集う花の2区(23・1キロ)は、留学生のフィリップ・ムルワ(2年)が2位に順位を上げた。

3区(21・4キロ)の葛西潤(2年)は区間3位の走りで2位をキープし、首位から34秒差で4区(20・9キロ)の嶋津雄大(3年)にたすきをつなげた。

生まれつき「網膜色素変性症」という病気で視力が弱いハンデを持つ嶋津は5・6キロ付近で東海大の佐伯陽生(1年)を抜いて首位に浮上。

2位の駒大に1分42秒差をつけて、山上りの5区(20・8キロ)を担う三上雄太(3年)に悲願を託した。

箱根駅伝2021 往路優勝 創価大学・榎木監督インタビュー – YouTube

なんで、しめじ監督って呼ばれているの??

創価大学が箱根駅伝の5区間往路優勝した際に、”しめじ先生”と話題になりました。

「えっ?!なんでシメジ?!」と思われた方もおられるのではないでしょうか?

これは、箱根駅伝出場前に”ナイツ”の二人と対談した際に、自己紹介で

「しめじです。」

と名刺を渡されたそうです。

えのきだ⇒しめじ・・・・・。

榎田監督精いっぱいのボケだったとか(笑)

そんなチャーミングな一面もみれました。

ナイツとの気になる対談映像はこちらです↓  ↓  ↓

 

まとめ

創価大学の駅伝部の榎田監督についてまとめました。

優勝候補には上がっていなかった大学が、まさかの(5区間)初優勝を飾るとは思ってもみませんでした。

そんな、選手達を率いる榎田監督に注目が集まりますね。

後半戦も楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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